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2007.03.27 Tue
今日は、じゅんののマニュアルの日。
でも、更新されていない。
寂しく「作者の都合により、原稿が到着し次第更新いたしますので、今しばらくお待ちください。」の文が書いてあるのみ。
ドラマの撮影とかで、忙しいのかな・・・。
昨日は「ユウキ」のドラマの感想を書きましたが、あの価値の話、チェーンメールの一部だと教えていただきました。
実際は、とても長い文章です。
でも、心に響いてくる言葉ですよね。
1ヶ月の前にもう1文あるそうです。
1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
うん、分かりますね。
「ユウキ」は、亀ちゃんの演技がよかったから見入ったことも事実だけど、やっぱり仕事柄すごく真剣に見てしまった作品です。
今回、久しぶりに何度も見ていたら、私の出会った患者さんで、若くして亡くなった方の事を思い出しました。
続きから書いてるんですが、ちょっと暗い話なんで、スルーされても構いません。
参加してみました。↓
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A君。
彼は、生まれたときから大きな病気を抱えていました。
しかし、手術が成功して、激しい運動は出来ないまでも普通の学校に通って就職もしました。
20歳になった途端、病魔がまた暴れだし入院。
結局、いろんな治療をして頑張ったけど、天国に召されました。
彼が意識がなくなる数日前のとき、私が「もうすぐしたら、免許更新なんだ。」って話をしたら、「ボクも来月、初めての免許更新なんだ。そのときは、退院できるかな。やっぱり、無理かな。」と何度も私に聞きました。
そのときは、絶対無理だと分かっていたので何と答えたらいいのか躊躇しましたが、「そうね、退院は無理かもしれないけど、外出で更新できるよ。」と答えるのが精一杯でした。
結局、誕生日前に彼は家族に見守られながら亡くなりました。
Bさん。
彼女は、治療のために入退院を繰り返していました。
病状は、入院するたびに悪化し、今回が最後の入院かもと本人もなんとなく分かっていたようでした。
ちょうどその頃、私は4番目の子を妊娠していました。
Bさんは、私のおなかが大きくなるのを見て、「ねえ、看護婦さん、私も結婚して子どもが産めるかな。」と聞いてきました。
私がどう答えていいのか考えていたら、Bさんは「おなか触っていいですか?」と聞きました。
私は、「全然構わないよ。」と言うと、ものすごく喜んで、嬉しそうに触りました。
それからは、私が勤務のときは必ず私のおなかを触っていました。そのたびに「うわー、不思議だね。赤ちゃんがこの中で大きくなっていってるんだよね。」と言いました。
「看護婦さん、私も頑張って治療して、子どもを産みたいって思ったよ。」と笑顔で言ってくれました。
産休に入り、4番目の子を産んで、久しぶりに挨拶のため病棟を訪れたら、Bさんのお母さんがソファに座って泣き崩れていました。
先程、Bさんが息を引き取ったとのことでした。
お母さんは、「なぜ、あの子だけがこんな目にあうの。」と泣きながら話をされました。
私は、笑顔で子どもを産みたいといったBさんの顔を思い出すと、涙が止まりませんでした。
仕事柄、死に携わることは多いです。
特に、若くして亡くなられる方は、本当に悲しい。
若い頃、仕事中に泣いてはいけないって言われましたが、私は無理に我慢しません。
家族と共に悲しみ、冥福を祈ります。
そして、そのたびに命の大切さを痛感します。
生きていることの幸せを感じながら、感謝しながら、一瞬一瞬を大切に生きていきたいですね。
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